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霧の中から
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昨日の月夜。

静かな湿原で、
枯れた落葉松からぐんぐん昇ります。
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毎月見ても飽きが来ない満月。
四季おりおりの趣がありますね。

by yumitsui | 2010-11-20 22:53 | 自然
霧ヶ峰高原・沢渡 ヒュッテジャヴェルにて
ビジターセンターの仕事でお世話になった、ヒュッテジャヴェルの高橋さんに食事に誘っていただきました。
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とても素敵なご夫婦。
かれこれ50年間もこの山に住んでいらっしゃいます。

高橋さんのお話は軽快で楽しく、穏やでいて、鋭いような不思議な魅力を持つ。

霧ヶ峰を愛するがゆえに、決してまとまっているとはいえないこの地域に対する一途な意見や批判もあって、
それはビジターセンターとしても、真剣に受け止め取り組んでいくべき事柄であると個人的には思う。

霧ヶ峰の歴史の中で山小屋が担ってきた役割は大きく
そうした歴史の中では、まだ始まったばかりのビジターセンター

その両者が繋がりをもつことの大切さをあらためて認識し、
未来の霧ヶ峰は、こうした交流の積み重ねが生み出していくような気がしました。
by yumitsui | 2010-11-18 10:22 | 日々の出来事
閉館しました。
どたばたと日が過ぎてあっという間にビジターセンターもヒュッテみさやまも今年度の営業が終了しました。
4年間勤めたビジターセンターもここに来て区切りとなり、来年度は職員を辞めることとなります。

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ブログを書くのを怠けてご挨拶が遅れてしまいましたが、
今まで八島湿原で出会うことのできた方々、遠くから足を運んでいただいた方々、
仕事でお世話になった方々、皆様に本当にありがとうございます。

4年間で学んだことを活かしつつ、これからも、八島湿原で奮闘していきますので、
時々様子を見ては、それとなく見守っていただければ幸いです。

それでは失礼いたします。
by yumitsui | 2010-11-15 22:16 | 日々の出来事
霧ヶ峰の自然力
霧ヶ峰の自然案内役となるインタープリターを目指す皆さんを養成する「第2回霧ヶ峰インタープリター養成講座」が全3日間の日程を終えました。
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「安らぎ 安心感 共感」

これは、霧ヶ峰独自の自然が持つ潜在的な力として
霧ヶ峰自然環境保全協議会が掲げるキーワードです。

このキーワードを自然ガイド(インタープリター)は大切にしながら、
お客様と共感できるようなスタイルのご案内をしたいと願っています。

聞いただけではちょっとわかりにくいかもしれませんが、
その理念や意味を参加者と一緒に考えていく3日間でもありました。
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ご案内の素材を探す受講生さん
それぞれが「3つの言葉」の解釈を自分なりに模索していました。


by yumitsui | 2010-11-08 00:21 | 日々の出来事
冬の空気
ここ3日ほど大変に気持ちのいい快晴となりました。
空は完全に冬バージョン。
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夜は湿原の先からのぼるオリオン座の大きさに
そして朝は、遠くの山々の近さに

冬の空気を感じます。

by yumitsui | 2010-11-06 10:21 | 日々の出来事
マユミ
この秋、豊作で誰にとっても注目の的だったマユミの実。
すでに真っ赤な種が顔を出し、外側の房は今朝の冷え込みの中で白く霜をかぶっていました。
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一面凍りついたような風景の中で、ひときわ目立つ朱色。
このマユミが鳥たちにとってはどれくらいの食糧となっているのか
それともいないのか・・・

そんなことに関心がわいてきます。

by yumitsui | 2010-11-05 12:41 | 自然
霧ヶ峰の先人たちに想いをはせて
ビジターセンター連絡会のイベント、エコツーリズム講座2010が昨日全5回の日程を終えました。

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最後の講演を担っていただいたのは沢渡にあるヒュッテジャヴェルオーナー高橋保夫さん。
戦前(昭和10年)に武田久吉、柳田國男、深田久弥、中西悟堂、尾崎喜八などの多くの文化人が集まって行われた「霧ヶ峰・山の会」についてお話いただき、先人たちを惹きつけたこの山の魅力、そしてその大地に記されてきた独自の芸術や文化、歴史をこれからも大切に拡げていっていってほしいという高橋さんの想いがこめられた講演となりました。

個人的にも高橋さんのお人柄や想いには強く共感するところがあって、準備の段階から力を入れてきたのでこの講座が終わってなんだか心軽やかな気持ちです。打ち合わせなどで高橋さんのヒュッテにお邪魔すると、この山の文化に対する深い造詣をお持ちであるだけでなく、「過去のことはともかく(それもすばらしく大切だけど)未来のことを考えるのが本当にいいことだ」と楽しそうにお話され、こちらまでわくわくしてきたものでした。
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詩人尾崎喜八は昭和10年の霧ヶ峰・山の會で講演した時、「山と芸術」について、スイスで山やそこに暮らす人々を多く描いた画家‐ジョヴァンニ・セガティーニを引き合いにだしました。高橋さんがセガンティーニのスペルを黒板に書いたとき、パソコンのなかった70年前の山の会でも、あるいはこんな黒板を使用していたのかな、とモノクロなイメージだった当時の山の會がふと色彩を取り戻したかのようでした。

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地元の方々に霧ヶ峰の魅力をもっと知ってもらうというのが今回の講座の目的でした。昨日は宿の方々も来場され、みな真剣な(少し微笑みまじりの)まなざしで高橋さんのお話に聞き入っていたように思います。そういう意味では今回の講座は成功だったのかな、と。また、今回の講座を通して、普段は少し恐れ多くもある高橋さんのような大先輩の方々と交流することできて、その暖かい人柄にも触れて、一緒にひとつの講座を作ることが出来たことが何よりも大きな実りでした。

こうした霧ヶ峰の古きよき時代を知る方々のお話をもっともっとうかがって、皆でそれを語り継ぎながら霧ヶ峰の未来をより素敵なものにしていけたらどんなに面白いか。ヒュッテみさやまでもこうした視点を大切に良いヒュッテが形作られていくことを願っています。

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by yumitsui | 2010-11-02 14:50 | 日々の出来事