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霧の中から
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9月30日  Keith Jarrett
生まれて初めてキース・ジャレット、ゲイリー・ピーコック、ジャック・ディジョネットのトリオライブに行ってきました。
彼らの音楽や人物に対しては何か語れるわけでもありませんが、キース・ジャレットは学生時代に聴いて以来、年々自分の中で反芻され、今では別格というか手放せない音楽として想い入れが大変強いものです。

そして、今年小屋番でお世話になっているたけさんがまた無類のキース通でして、春ごろには運命的なものを感じたものですが、そういう年にキース・ジャレットが日本にやってきたというのがまた不思議です。

そんなわけで、昨日はたけさんと一緒に、弾丸ツアーで霧ヶ峰から渋谷オーチャードホールへ・・・。
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ライブは最高でした。
時に前衛的なキース(それも嫌いではない)ともあって行く前は期待と不安が入り混じったような状態でしたが、昨日の演奏はスタンダードを中心に真直ぐ心に響く演奏。
三人の一体感やゲイリー・ピーコックの美しいベースソロまで、紛れもなくキース・ジャレット・トリオでした
2部の最後に「煙が目にしみる」が素敵なイントロから始まった時はもうたまりませんでした。

もし今年たけさんとの出会いがなければ、このライブに行くことはなかったと思うので、
色々なめぐり合わせという必然の中で、たけさんと一緒にこんなすばらしいキースジャレットを聴けたことにただ感謝です。
by yumitsui | 2010-09-30 12:51 | 音楽
9月26日  月明かり
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寒くなりました。今朝の最低気温2.3度!
昨夜は冷え込みも半端ありませんでしたが、澄んだ空気の中で月明かりが素晴らしかったです。
23日のフルムーンが雨だったこともあって、少し月光下の湿原の様子を見てきました。
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写真では不自然さは否めませんが、雰囲気は伝わるかと・・・。
こんな木道を鹿の遠泣きを聞きながら歩くのはいいものです。

足を止めて写真を撮ってたら、足元で光る何か。
こんな季節に蛍!?と一瞬興奮しましたが、そんなはずはなく、良く見ると笹の葉の表面が無数にきらきらと輝いていました。一瞬息をのむような不思議な光景でしたが、霜が月明かりを反射して光っていたということがわかり、新たに自然の一場面を垣間見た想いです。

ちなみに今年の初霜です。
9月に霜がというのはかなり早いように思いますが、それだけ冷えていたんですね。

澄んだ空気と霜で、今朝起きれれば相当にきれいだったと思うのですが布団から出ることが出来ず、
お客様の話では写真を撮りに来た人がみんなすってんころりんと転びまくっていたとのこと。
朝霜すごかったんだと思います・・・。

痛いくらいの寒さの中で眠たい目をこすって出会える景色、妙に感動してしまうんですよね。
やはり「早起は得」なのですが、なかなか(笑)

おまけに、ちょうど先日朝焼けがきれいだった日の写真があるのでアップしておきます。
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by yumitsui | 2010-09-26 09:39 | 自然
9月25日  雨の中にも
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雨模様だった昨日の最高気温は8.3℃。
天気が悪ければ湿原に人はいません。

でも観光バスだけは律義にプランをを守ります。
ようこそ、雨の八島湿原も捨てたもんじゃありませんよ。
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秋を感じます…。
by yumitsui | 2010-09-25 09:44 | 自然
9月24日  変化の兆し
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先日の大荒れの日の夕方
急に、重たい霧が散って、あたりがセピア色に包まれました。

西の地平線には太陽。
その後、強い風に押されるように天気が回復しました。

気温が大きく変化する朝方や夕暮れは楽しいです。

後記…
by yumitsui | 2010-09-24 10:29
9月23日  カエルどうし
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カエルどうし

今日は全く個人的な出来事で失礼します。
by yumitsui | 2010-09-23 20:52 | 雑感
9月22日  冬支度
9月も終盤に入りそろそろ、暖をとる季節となりました。
ヒュッテみさやまの薪ストーブの薪も必要となります。

冬季営業をしないヒュッテみさやまでは大量に薪を買う必要もなく、現地調達をしています。
昨日は今年最初の薪集めへ…。これがまた、霧ヶ峰ならではの集め方。

f0235376_1131216.jpg霧ヶ峰の草原は、人が牛馬の資料確保のために草刈をすることでつくられてきた半自然草原です。諏訪の地元の人たちの生活文化に根付いた、里山的自然だったといえます。

それが人々の生活が変化した現代、全国の里山環境同じく霧ヶ峰の草原は大きく変化しています。草刈をしないことで草原が森になって行くのです。
写真:昭和20年代の草刈(霧ヶ峰自然保護センター所蔵)

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by yumitsui | 2010-09-22 11:14 | 雑感
9月14日-16日 奥穂高登山
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14日から16日まで2泊3日で、北アルプス奥穂高岳に登ってきました。

シャロムヒュッテのスタッフさんが涸沢へ行くというので誘っていただき、
春に一緒に体験スタッフをしていた、よなみーが横尾山荘で働いているので
こんな機会はないと奥穂高行きを決めたわけであります。

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by yumitsui | 2010-09-17 14:44 | 自然
9月12日  草原の様子
写真ではなんだかごちゃごちゃしていますが、
霧ヶ峰の草原は今このような状態になっています。
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ヨツバヒヨドリやらヤナギランやらの種が多く

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by yumitsui | 2010-09-12 23:59 | 自然
9月8日  湿原の水の行方
八島湿原の水はヒュッテみさやまの前から、観音沢となって山を下っていきます。
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この観音沢周辺の森は古くからの原生的な自然を残し、諏訪大社下社の御柱の伐採地としても有名です。
湿原から2時間もあればたっぷり楽しめるので時々足を運ぶ場所。
特にこれからは、ミズナラやカエデなどの落葉樹の紅葉が楽しめます。
紅葉のピークは10月。今から散策が待ち遠しいです。

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by yumitsui | 2010-09-08 23:15 | 自然
9月4日  夕暮れに歩けば
毎年のことなのですが、
9月に入ったとたん霧ヶ峰高原を訪れる人々はめっきり減り
湿原に静けさが戻ってきました。

次々と散るお花たち
過ぎゆく時を惜しむ気持からか
なんとなく夕方の湿原を歩いて帰ることも多くなりました。
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日没後、次第に濃さを増していく群青色の空に、山や木や草の影が浮かび、残されていきます。
そして心に染みわたるような静寂。

ビジターセンターではインタープリターとして自然の声をお客さまに通訳するのが一つの仕事ですが、
そう意味では、秋の自然はあまり多くを語らないな、と感じています。

夏はとにかく生き物のエネルギーに満ち溢れ、ウグイスの声や花の香り、風や雲の動きまで
いるだけでにぎやかな印象を受けますが、今は虫の音も含めて、"静けさ"があるのみ

無音というわけではなく、無口な感じ。

でも、それがいい。
自然もいつもおしゃべりなんじゃなくて、
時にはよそよそしかったり、どんと落ち着いていたりして

こんな季節は「あーですよ、こーですよ」と解説なんかしてないで、
一人自然の中に身を置いてみる・・・。

すると、よーく耳を澄ませば実はボソボソッと大事なことを語ってくるのかもしれません。

そして、もしお客様とそんな時間を共有することがでるようになったら
本当に立派なインタープリターですね。
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こちらの鎌ヶ池には一羽のアオサギがじっと佇んでいました。。
すっと立つアオサギの姿が水面にも写り、上下にきれいな影を結びます。

写真を撮ろうとあと少しだけ近づこうとしたら、
バサッと大きな羽を広げて湿原の奥へと飛び立っていってしまいました。

広い鎌ヶ池の水面に一羽だけ
とても神秘的でした。
by yumitsui | 2010-09-04 23:43 | 自然