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霧の中から
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8月30日  ある日のヒュッテみさやま
夕ぐれが深まり
霧に包まれる湿原にポッと現れる明かり・・・
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それが、ヒュッテみさやまです!
さてさて、どんな人たちが集っていることか。

ある日のヒュッテみさやまでは
スタッフの弟さんがジャグリングのすご技を披露してくれました。
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たまたま泊まりに来ていた、
小屋番さんの知人のお子さんたちは大はしゃぎ、大よろびです。
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わくわくが止まりません!!

またある日は
闇鍋ならぬ、
闇バーベキュー!
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こだわりのジンギスカン
この日は特別
スタッフと一緒においしくいただきました。

夏の間には知人を含めて、いろいろなお客様が来てくれました。
学生がきたり、ご家族が来たり、蕎麦屋さんが来たり、ベース弾きが来たり・・・

どんなお客様が来ているか、その日その日でヒュッテの空気は少しずつ変わります。
ちょっと本来の意味とは違いますが、「明日は明日の風が吹く」なのです。

8月ももう終わりますね。
夏の間にお会いすることのできた皆様、どうもありがとうございました。

by yumitsui | 2010-08-30 13:31 | お客様
8月27日  蓼科の土笛
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前回、八ヶ岳に登りながら、想いを重ねたのが明治の登山のことでした。

当時の様子が藤森栄一著、「蓼科の土笛」の中に描かれています。
「明治の登山は、ほとんど植物探検であった・・・」から始まる当時の様子。

明治30年頃から、東京や地元の学者たちがこぞって八ヶ岳を目指した時代
藤森栄一の言葉を借りるなら、″明治の強いロマンチシズム″の中で
風雨と闘いながら、未知の植物の発見を目指した人々の姿が描かれています。

自分が通った夏沢峠や硫黄岳も度々登場し
自分がいる場所に100年前も人が来ていたのだなーと思うと
また一段と登山が楽しくなります。

この本
霧ヶ峰の御射山のことや諏訪の歴史のことも色々描かれていて大変面白いです。
もう40年も前の本ですが、当時の著者が、そこからさらに半世紀、
そして太古の時代に想いを馳せているというのは不思議でもあり
いつの世も人の心は同じなんだなあ・・・と

こうした考古学的精神が強いのが諏訪なんですね。
by yumitsui | 2010-08-27 10:39 | 歴史
8月26日 八ヶ岳登山
こないだの休日
念願の八ヶ岳・硫黄岳に登ってきました。

最初は単独の予定でしたが
前日にひまをしていた妹が加わり
兄妹での登山となりました。

山登りの朝はいつも静かに始まります。
冷たい空気が肌に心地よく、気持ちが少し高ぶっている
一番好きな時間です。
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登山口へ向かう途中では
稲穂の揃う田んぼがきれいでした。
その先に八ヶ岳の主峰、赤岳が顔を出します。

尖石縄文考古館の脇から、自動車はどんどん奥地へ。
がたがたの砂利道を走ること20分。

登山口の桜平に到着。
なんと標高1900m

明治や昭和の初め頃(だったかな)
汽車や馬車を乗り継いで向かった時代に比べると
考えられない便利さです。
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歩き始めてすぐに、森の中に朝日がさしこんできました。
おぼろげだった風景がぱっと輪郭を表す瞬間・・・。
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歩き始めて2時間。

夏沢峠から稜線へ。
急に森林限界となり雄大な風景が広がります。
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山頂(2760m)!
最初に目に入ったのは標識の前で記念写真を撮る人たち。

山頂では霧が迫る中にも、なんとか赤岳などが見渡せ素晴らしい景色でした。
それは登ってのお楽しみ
としておきます。

諏訪にいながらなかなか足を運ばなかった八ヶ岳。
もっと行かなきゃもったいない・・・。

今回の山行の写真をオンラインギャラリーに少しアップしています。
ぜひ覗いてみてください。

by yumitsui | 2010-08-25 23:30 | 自然
8月25日  土砂降りの満月ナイト
残暑というのか、風は涼しいのに強い日差しが照りつける日が続きます。
そんな昼間はもくもくと入道雲が成長し、夕方に雷雨が来るというのもお決まりパターン。

今日は土砂降りの雷雨でビジターセンターで企画するフルムーンミーティングが中止になりました。
下諏訪町では川が氾濫したそうな。

とにかくすごい雷でしたが、
ヒュッテに戻って
雨がおとなしくなった直後、
神社を囲む木の間から月が昇って
それは幻想的でした。

フルムーン参加予定だったお客様も、
ヒュッテみさやまでセルフフルムーンを
お楽しみいただけたことと思います。

さて、新着湿原。
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ミズナラのどんぐり
少しずつ大きくなってきました。

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鷲ヶ峰は羽を広げた鷲のようだからそう呼ばれているという説があります。
何はともあれかっこよく威厳のある山です。

今日は迷い犬がビジターセンターに来たり、
嵐が来たりとあわただしく過ぎましたが

気になるのは
昼間ガイドウォークを受けてくれた地元の小学校の皆さんは、
今頃蓼の海(霧ヶ峰山麓の池)でキャンプをしている予定だということ。

この土砂降りで、
大丈夫だったろうか・・・。

by yumitsui | 2010-08-25 22:49 | 自然
8月22日  秋 深まってます
湿原の秋がどんどん深まっています。

ふさふさと赤茶色に染まったヒヨドリ花。
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初夏に比べるとチョウチョも盛んに舞い降り、空にはイワツバメの群れが餌を求めて飛んでいます。

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ススキの穂。
こんな草むらには虫の音も楽しめます。
先日はカンタンの″ルルルルルル″という声が静かに響いていました。

春の訪れはシュレーゲルアオガエルのコロコロコロですが、
このカンタンは秋の訪れを感じる音です。

ところで
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先日、中学生を対象に車山高原で行われた星空観察会の様子です。

野外に出る前にパソコンを使った星空説明。
プラネタリウムってなんであんなに神秘的なんでしょうか。
キャンドルをともした体育館。
中学生に負けないくらい感動してしまいました。

今度は本物のプラネタリウムに行きたいなあ。

by yumitsui | 2010-08-22 13:40 | 自然
8月18日  ヒュッテみさやまの星空!!
この三日間天気が回復。
夜はお客様と星空を眺めることも多くなりました。

おととい16日、北の星空です。
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ヒュッテみさやまから望む星は条件が整えば、本当にすごいです。
御射山(みさやま)は、なだらかな谷にありながらも北側が広く見えるので、北極星を中心に北斗七星が沈まないのだそうです。こうして、長時間撮影すると本当にぐるぐる回っているのです。当たり前か・・・。
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カシオペア座の方角を写してみました。霧ヶ峰は外界の光が届かず、星座がよくわからなくなるくらい星があるといいます。天の川は星の海のようです。

八島湿原の近くには「星糞峠や星ヶ塔」という地名があり、黒耀石が星のようにキラキラと落ちていることからそう言われているそうですが、星空を見ると黒曜石が実は空から降ってきたのではと考えて見たくもなります。
石器の材料として黒曜石を求めた原始の人たちの中にも、真剣にそう考えた人がいたかもしれませんね。

是非、皆さんもヒュッテみさやまで星空観察を いかがでしょうか…。


撮影後記☆☆☆
Nikon FMというフイルムカメラで撮影しました。僕が生まれる前のものです。
このカメラ、父にもらってずっと部屋の飾りになっていたのですが、
引っ張り出して撮ってみたら、面白くて虜になってしまいました。
人の表情などもしっかり捉えて撮ることができます。
フイルムは一枚一枚に想いをこめて撮影するので、
いい写真が出来あがったときには本当に嬉しいです。

※絞り開放で、1枚目は30分間、2枚目は30秒間の撮影です。
一枚目は全体に緑色が強く出たので、少しパソコンで明るさと彩度を下げました。

by yumitsui | 2010-08-18 10:14 | 自然
8月13日  流星群への旅
さて、昨日は仮眠を取った後、2時と3時に起きて流星を探したのですが、
ずーと薄いベールのかかったような雲が流れ、時折明るい星がまたたく程度。

それでも20分ほど外にいたら大きめの流れ星が一つ、
それで結構満足でした・・・

たとえ星がたくさん見れなくても
夜の自然に一人たたずむというのは、
どこか思索的でもあり冒険的でもあり

普段の生活から離れて、遠い場所に来たような
あるいは・・・遠い過去の自分に戻ったようで

そんな、心の旅の中で色々なことが整理されていく気がします。

大昔の人々が星空の中に数多くの物語を思い描いたのもまた納得。

星空撮影にはフィルムカメラがいいというのを聞いていたので、
試しにNikonのFMというカメラで撮影してみたのですが、
雲もあるなかで、おそらく失敗であると思われます。

今度は満天の星空で撮ってみます。
by yumitsui | 2010-08-13 13:46 | 雑感
8月12日  今夜は夜空を  
昨日ビジターセンターに、高知から!知人が尋ねてきてくれました。

それも突然、連絡もなしに・・・
「ちょっと顔を見に来ただけ」と
10時間も車を運転してきた後のセリフとは思えませんが、
そんな気持ちが、本当にありがたいことです。

その方はsetsuさんといい、高知県でショップ咲丘という骨董・雑貨屋さんを営んでおります。
縁あって京都の花屋で一緒に過ごした2009年のお正月以来1年半ぶりの再開。

そのsetsuさんに「もっとブログは頻繁に更新しなさい」といわれ、今 書いています。

仕事の昼休みをかねて、少し一緒に湿原を歩き、
朝から霧が立ちこめ、時々明るい湿原が見えたり また隠れたりと、
とても美しい姿を見せてくれました。

京都にいた時、散々「霧ヶ峰というところは素晴らしいところなんです」と力説していたので、
ここで会え、またきれいな湿原を歩けたことが本当にうれしいです。

日が変わって今日は台風の影響で朝からしとしとと雨が降っております。
忙しさを忘れさせてくれる心地の良い日です。

そして今晩はペルセウス座流星群

台風一過で晴れるといいのですがはたして…。
by yumitsui | 2010-08-12 22:00 | 雑感
8月7日  秋の気配
「霧ヶ峰の夏は本当に短いんですよー」

いつものガイドウォークの出だしの決まり文句
湿原にはもう秋の気配が感じられるようになって来ました。

先週、久々にゆっくり歩いたのですが、その時はもくもくの入道雲で「夏だねー」なんていっていたのに、
昨日はうろこ雲が夕方の空を覆っていました。
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今年は少ないなーと思っていたアサギマダラもヨツバヒヨドリが咲いたら急に見られるようになりました。
ヨツバヒヨドリは秋の七草のフジバカマによく似たお花です。
その他にも穂が出たススキにマルバハギ、オミナエシにカワラナデシコ・・・みんな秋の七草の一種ですね。

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こちらはいつまでも飽きることなくさえずっているウグイス。彼らは子育てをしないんだそうです。
ガイドウォークではいつもありがたいのですが、少しはノビタキを見習おうよ、とも思ってしまいます。

今日はカメラがクラッシュ・・・。
しばらくは新鮮な写真がお届けできなくなるかもしれません・・・。
by yumitsui | 2010-08-07 22:01 | 自然
8月6日  ひとりごと
8月6日 今日は65回目の原爆の日

核軍縮を多くの人が願う一方で、首相は核抑止力は必要という…

政治や世界情勢のことは不勉強で恥ずかしいのですが、
世界はいつも歪んでいるようにみえるし、不安はいつも消えません。

自分が自然や音楽に接し、その日その日に感謝したくても、
世界の裏側では自然も音楽も純粋に楽しむ余裕がないほど
厳しい現実に生きる人々がいることが悲しく、情けないです。

今はこれ以上ブログに書ける思慮も勇気もありませんが
今感じたことは、たとえ不完全でも表現するべきであって、
そしてまた、周囲の頼りになる人たちとも話し学びつつ、
平和を守り育てられる人間になりたい

今日はそんなことを感じる一日でした

追記
by yumitsui | 2010-08-06 15:01 | 雑感